じゃないスイーツ カンノーロ 【D's Bakery イオンフードスタイル茨木太田店】
2021年7月訪問 7月7日投稿
(ここに含まれる情報は全て訪問時のものです)
(価格は全て税込表記です)
ある日のおやつ。
最近流行のイタリアのスイーツ「マリトッツォ」。
イオンタウン茨木太田内にあるベーカリーで、「じゃない」イタリアンスイーツを見つけました。それは・・・
「カンノーロ」
実は以前、【ロイヤルホスト】で一度だけ頂いたコトがあります。
https://tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27012131/dtlrvwlst/B112012636/
私のは、『ババ』、ポーランド生まれ南ナポリ育ちのお菓子。ホロホロとした生地にラム酒シロップを滲みこませてあり、素朴なサバランてカンジ。生クリームと一緒にいただくと、しっとり美味しい♪ 赤と黄緑のドレンチェリーも可愛くて、そのチープな甘さが素朴なお菓子によく合います♪
友人のは、『ドルチェ・ミスト(盛り合わせ)』、主役のカンノーリはシチリアの伝統菓子。ティラミスとピスタチオアイスをひとくちずつ貰う、美味しい♪
ただし、揚げたココア生地のカンノーリは、固くてナイフでは切れない。手で持って食べると、お煎餅のような生地がバリバリ割れて、中から、ドライフルーツ入りリコッタチーズのクリームが溢れて、えらいコトに^ ^;
🔺下の写真の筒状のものがカンノーロです。
カンノーロとは・・・
小麦粉ベースの生地を薄くのばしてスクエア状にカットしてから、金属製の円筒に巻きつけ筒状に揚げた皮の中にリコッタ・チーズにバニラ、チョコレートなどを混ぜ合わせたクリームを詰めたものだそうです。
シチリアの伝統菓子ですが、それ以外の地域ではリコッタでなくカスタードクリームを使用する場合もあるようですよ。また皮の生地にはココアを混ぜてチョコレート味にすることもあるんだとか。
カンノーロの起源はアラブ人がシチリア島を支配していた時代かそれ以前まで遡ると考えられている。
カンノーロの意味は「小さな筒」で、ラテン語のカンナ (canna) を語源としている。直訳すると葦だが、竹やサトウキビの茎の意味もある。ちなみに、かつてカンノーロを円筒状に調理するためにサトウキビの茎が多く利用されていた。
アメリカ合衆国では、ニューヨークのリトル・イタリーやボストンのノースエンドなど古くからイタリア系移民が多く住んだ地域なら、イタリア菓子の専門店やイタリア料理店のデザートのメニューの中に必ずカンノーロを見つけることができる。 アメリカ合衆国では、リコッタの代わりに甘みをつけたマスカルポーネもしくは砂糖と牛乳とコーンスターチで作ったクリームを詰めることも多い。これは、20世紀初頭のシチリアからの移民がアメリカ合衆国で手に入りやすい材料でカンノーロを作ることを余儀なくされたためであると考えられる。クリームには果物の砂糖漬けよりもむしろ小粒のチョコレートを混ぜることが多く、皮をチョコレートでコーティングしてからクリームを詰めたカンノーロも作られている。
映画『ゴッドファーザー』では、ドン・アルトベッロが大好きなカンノーロを差し出されて、毒入りとは知らずつい・・・
殺人の後、「銃は置いていけ、カンノーリは持ってこい」と車内にあったカンノーリをお持帰りというシーンも。
Leave the gun Take the cannoli
とにかく、そんなこんななカンノーロ。
【D's Bakery】さんのは・・・
◆カンノーロ ¥108
お店のポップには、ほのかな甘味のチーズクリームとありましたが、チーズ感は薄め。甘酸っぱい爽やかな風味。
油で揚げているような、いないような、判断しにくい。揚げていないとすると、かなりシッカリ焼かれたよう、表面がかたい。やっぱり揚げてるのかな? お店のポップには「さっくりデニッシュ生地」とあるけど、半分くらいそんなカンジ。
コルネのご先祖様みたいで美味しいです☆
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